【第7回】副業で収入を底上げする
- 山口 史

- 7月27日
- 読了時間: 2分
融資には天井がある。それが分かった以上、次に考えるべきことは一つでした。
借りられる枠が増えないなら、収入そのものを底上げするしかない。
28歳、給与以外の柱をつくる
複数の金融機関を回る中で見えてきたのは、融資の審査で重視されるのが「給与収入」と「家賃収入」のバランスだということでした。
「家賃収入だけでは、評価に限界がある。」
そこで手をつけたのが副業でした。本業の合間に、これまでの物件購入や運営の経験を活かせる形で、コンサルティングのような仕事を少しずつ引き受けるようになりました。
最初は小さな金額でした。それでも、給与以外の収入源があるという事実そのものが、後の融資審査で意味を持つことになります。
「本業+副業+家賃」の三本柱
副業の収入が安定してくると、金融機関の見る目も少しずつ変わっていきました。
「収入の柱が複数あるんですね。」
本業の給与、副業の収入、そして家賃収入。この3つが揃うことで、以前は伸び悩んでいた融資枠にも動きが出てきました。
もちろん、簡単な道のりではありません。
本業をこなしながら副業をする時間をどう捻出するか、体力的にも精神的にも試される日々でした。土日はほぼ副業と物件探しに費やしていたと思います。
収入が増えると、選択肢も増える
副業収入で貯めた資金を頭金に充てたり、繰り上げ返済に回したり。使い道の選択肢が広がったのも大きな変化でした。
「現金があれば、融資に頼らない選択もできる。」
1戸目、2戸目で経験した現金購入の感覚と、3戸目以降で学んだ融資の感覚。その両方を状況に応じて使い分けられるようになったのは、副業で収入が底上げされたおかげでした。
この経験で学んだこと
• 融資枠を広げたいなら、収入の柱を増やすのが近道になることがある
• 副業は金額の大小より、「安定した別収入がある」という事実が評価される
• 現金と融資、両方の選択肢を持てると、物件選びの自由度が上がる
給与、副業、家賃。三本柱ができたことで、物件を増やすペースも少しずつ戻ってきました。ここから29歳のFIREに向けて、一気に動きが加速していきます。
次回は、副業と本業と大家業を並行させる中で、実際にどう時間とお金を管理していたかをお話しします。
東京大家の会 山口 史



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