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【第5話】20室の不動産投資家になるまでの道のり:4戸目で見えた融資のカベ

執筆者の写真: 山口 史
山口 史
7月25日
読了時間: 3分

更新日:9月8日

20室の不動産投資家になるまでの道のり「第5話」をお伝えします

4戸目で見えた融資のカベの様子

物件を増やすための戦略


融資を使えば、物件はどんどん増やせる。3戸目がうまくいったことで、そう思い込んでいました。28歳の彼は、勢いで4戸目に挑むことにしました。


3戸目の家賃収入が入り始めると、次の物件を探すスピードも自然と上がりました。「このペースなら、5戸、6戸とすぐに増やせるはずだ。」そう考えて、4戸目の融資を同じ都市銀行に相談しに行きました。物件も1〜3戸目と同じく、中古区分ワンルーム。勝ちパターンができたと思っていました。


しかし、窓口での回答は、これまでと違うものでした。「今回は難しいですね」と担当者は言いました。既存の借入額に対して、家賃収入と給与収入のバランスが基準を超えていると説明されました。「属性が変わったわけでも、返済が滞ったわけでもないのに。」頭では理解できても、感情はすぐには追いつきませんでした。3戸目まで順調だっただけに、拍子抜けと悔しさが入り混じった感覚でした。


融資の現実を理解する


このとき初めて気づきました。融資は無限に引き出せる資源ではなく、金融機関ごとに天井があるということに。天井の位置は、金融機関によって違います。1行に断られたからといって、不動産投資そのものが終わるわけではありません。むしろここからが、金融機関との付き合い方を学ぶ本当のスタートでした。


複数の金融機関に足を運び、それぞれの評価基準やスタンスの違いを聞いて回りました。同じ属性、同じ実績でも、行によって反応がまったく違うことが分かってきました。この経験で学んだことは以下の通りです。


  • 融資は使い放題ではなく、金融機関ごとに枠がある。

  • 1行の判断がすべてではない。他行を当たる価値は十分にある。

  • 勢いだけで規模を追うと、必ずどこかで壁にぶつかる。


「増やせるだけ増やす」から「無理なく増やし続ける」へ。この4戸目の壁が、自分の考え方を切り替えるきっかけになりました。


複数の金融機関との関係構築


融資を受けるためには、複数の金融機関との関係を築くことが重要です。金融機関ごとに異なる評価基準を理解し、自分に合った融資先を見つけることが成功への鍵です。


1. 複数の選択肢を持つ


融資を受ける際には、複数の選択肢を持つことが大切です。異なる金融機関を訪れ、各社の条件や利率を比較しましょう。これにより、最も有利な条件で融資を受けることができます。


2. コミュニケーションを大切にする


金融機関との信頼関係を築くためには、定期的にコミュニケーションを取ることが重要です。担当者と良好な関係を築くことで、融資の条件が改善される可能性があります。


3. 資産運用の知識を深める


融資を受けるためには、資産運用に関する知識を深めることが必要です。市場の動向や不動産の価値について学ぶことで、より良い投資判断ができるようになります。


経済的自立への道


不動産投資は、経済的自立を目指すための有効な手段です。しかし、成功するためには、正しい知識と戦略が必要です。彼は、融資の現実を理解し、無理なく物件を増やすことが重要だと気づきました。


次回は、複数の金融機関を回る中で見えてきた、金融機関ごとの意外な違いについてお話しします。


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