【第5回】3戸目、初めての融資に挑む
- 山口 史

- 7月20日
- 読了時間: 2分
現金でコツコツ買う。それが自分のやり方だと思っていました。
でも3戸目を前に、そのやり方の限界にぶつかることになります。
27歳、現金購入の限界
2戸目のリフォーム費用と空室期間の出費で、貯金は思ったより減っていました。
「このペースで現金を貯めていたら、3戸目を買えるのは何年後だろう。」
1戸目、2戸目とコツコツ現金で買ってきましたが、手取り15万円からの積み立てには限界があります。給与も株の利益も、そう都合よく増えてはくれません。
このままでは、FIREどころか3戸目にすら手が届かない。焦りというより、冷静な計算の結果、方針を変える必要がありました。
「融資は無理」という思い込みを疑う
それまで「手取りが低いから融資は出ない」と決めつけていました。でも、2戸あるという実績と、家賃収入という副収入があります。もしかしたら状況は変わっているかもしれない。
思い切って、大手都市銀行の窓口に相談に行きました。
「区分マンションを2戸、現金で所有しています。」
そう伝えると、担当者の反応は予想と違いました。属性そのものよりも、家賃収入の実績と延滞のない返済余力を評価してくれたのです。
結果、小規模ながら融資を受けられることになりました。
3戸目は融資であっさり決まった
実際に融資を使って3戸目を購入すると、それまでの現金購入とは感覚がまるで違いました。
手元の現金を減らさずに物件を増やせる。これがレバレッジか、と実感した瞬間でした。
もちろん怖さもありました。返済が滞れば信用に傷がつく。空室が続けば自分の給与から補填しなければならない。2戸目の空室の記憶がよぎり、慎重に慎重を重ねて物件を選びました。
この経験で学んだこと
• 「融資は無理」と決めつける前に、まず相談してみる価値がある
• 評価されるのは属性だけでなく、実績と返済余力
• 現金と融資、それぞれの使いどころを見極めることが大事
現金でしか買えないと思っていた自分にとって、これは大きな転機でした。ここから物件のペースが少しずつ変わっていきます。
次回は、融資を使いながら物件を増やしていく中で直面した、新たな壁についてお話しします。
東京大家の会 山口 史



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