【第7話】20室の不動産投資家になるまでの道のり:自分にとってのFIREラインを見つける方法

20室の不動産投資家になるまでの道のり「第7話」についてお伝えいたします。

28歳、数字で「ゴール」を決める
本業・副業・大家業の体制が固まってきた頃、頭の中にあったのは一つの問いでした。「自分にとってのFIREラインはどこか。」それまでは、とにかく物件を増やすことばかり考えていました。しかし、体制が安定してくると、ぼんやりしていた「FIRE」という言葉を具体的な数字に落とし込む必要があると感じるようになりました。
「生活費と、家賃収入・副業収入を合わせた額が並ぶのはどのラインか。」生活費を洗い出し、それを賄えるラインを「達成すべき目標」として設定しました。給与に頼らなくても暮らせる状態、それが自分の考えるFIREでした。
逆算して、足りないものを埋める
ゴールの数字が決まると、今の収入との差がはっきり見えてきました。「あと何戸あれば届くのか。」そこから逆算して、物件を増やすペースを計画していきました。ローンの返済自体を前倒しするのではなく、あくまで物件数を増やすことで家賃収入を積み上げていく方針でした。
仕組みで積み上がる、もう一つの収入源
このタイミングで大きかったのが、以前から少しずつ取り組んでいた副業による収入でした。この副業は、本業や大家業に時間を取られていても収入が伸びていく感覚があり、家賃収入と近いものでした。給与、家賃収入、そしてこの仕組みからの収入。3つの柱の性質が少しずつ噛み合ってきたのがこの時期でした。
29歳、生活費とほぼトントンのラインに到達
29歳になったとき、家賃収入とこの仕組みからの収入を合わせた金額が、生活費とほぼトントンになりました。「これで、給与がなくても生活は回る。」大きく上回っていたわけではなく、あくまでギリギリ釣り合うライン。それでも、給与に依存しなくても暮らしていけるという事実は、自分にとって大きな意味を持ちました。
達成した瞬間に高揚感があったかというと、正直あまりありませんでした。それよりも、1戸目からの失敗と修正の積み重ねが、ようやく数字として釣り合ったという実感の方が強かったです。
この経験で学んだこと
FIREのラインは「大きく上回る」ではなく、「収支が釣り合う」ところから始めてもいい。
労働型の収入だけでなく、不労型に近い収入源を持つと、時間の制約から少しずつ自由になれる。
ゴールの数字を決めてから逆算すると、次に何をすべきかが明確になる。
29歳でギリギリのラインに到達しましたが、それがゴールではなく通過点だったと、後になって気づくことになります。次回は、FIRE後に見えてきた新しい課題についてお話しします。
未来の計画と新たな挑戦
将来的には、より多くの物件を所有し、安定した収入源を確保することが目標です。これにより、さらなる自由な時間を手に入れたいと考えています。また、同じ志を持つ仲間と共に学び、経験を共有することで、より良い投資判断ができるようになるでしょう。
このように、FIREを目指す過程は決して簡単ではありませんが、着実に進むことで自分の理想に近づくことができます。次回は、FIREをしてその後はどうだったかを詳しくお話しします。



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